秘密のアイドル~仮面カブリノオ姫様~上
「純君!!家族!!」
いい音を立ててドアを勢いよく開けると純君が起きた。
「わかったわかった。僕は父親だって」
「違う違う違う!!起きて純君!!新しい家族!!」
「彼氏はまだ早いっっ!!」
寝ぼけていたかと思った純君が勢いよく起き上がった。
そして馬鹿面。
「え!?ねっ……ね、ね、ぶぇっくしょおん!!カフェラテ~……ずずっ……ね゛ご!?」
あや……
もしかすると……
このお坊っちゃまったら……
「出しっ……ふぃっくしょんふぃきしょん、カフェラテ~。部屋から出して……!!ズズッ……」
猫アレとみた。