秘密のアイドル~仮面カブリノオ姫様~上
「なんか……侑姫ちゃん程売れてるとアッチから声掛かるんだけど、つい、仕事拾っちゃうんだよね…」
それって、プロデューサーの仕事じゃあ……?
詳しい事って知らないけど……
純君って一体……
ん?て可愛く小首を傾げる純君がミラー越しで目を合わせる。
「純君てさ、ちゃんと睡眠取ってる??」
「侑姫ちゃんと同じ位は取ってるよ」
じゃあ時間の使い方が上手いのか??
まぁ、アタシが学校行ってる間とかもあるもんね。
「で今日はなんの撮影だっけ?」
「ラジオ収録とドラマ」
ほら、着いたよ。
って純君の声がすると、もう現場に着いていた。