秘密のアイドル~仮面カブリノオ姫様~上

純君の運転てゆっくりだけど確実に空いてる所通ってるから何気早いんだよね。


現場に入るとにわかに盛り上がっていた。

「おはよーございます。皆さんお揃いで今日はどうしたんですか??」


「あほ!今日からだろうが」


かなり年上の音声さんにため息をつかれる。


あれ……?


今日って何曜日?



「あっ!!」


「やっとかよ」


色んなスタッフに突っ込まれる。



「今日のくいしん坊!万才録画し忘れた!!」


どうしようって……


やっぱり毎週録画にしとけばよかったってボソッと言ったら監督にメガホンで頭をチョンと叩かれた。


「タコ!!何でここでくいしん坊万才の話すんだよ」


スタッフ一同大爆笑。


そしてアタシは未だに何か分からず、疑問顔。


「え?何々?ホント今日何の日なんですか??教えて下さいー><!」


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