秘密のアイドル~仮面カブリノオ姫様~上
stage3 再び、転校生
次の日、朝っぱらからインターホンがなった。
煩いなぁ。
まだ7時ですけど?
ハイ、新聞ならお断り。
買ってもコボちゃんの所しか読まないんだもん。
イライラしながらドアを開けると新しいバージョンのマネージャーだった。
「あ、おはようございます。」
びっくりして咬んじゃった。
朝から一体どういうおつもりですか??
「おはよう侑姫ちゃん。」
はっ……!!
まさか仕事じゃ…
「あはは、思ってる事顔に出てるよ。てか仕事じゃないから。」
「よかった。じゃあ、なんで??」
「学校まで送りに??」
わざわざ?
別にそんなのいいのに。