秘密のアイドル~仮面カブリノオ姫様~上


「よっ」


翌日、一人でテレビ局のロビーを歩いていたら、頭の上に暖かい誰かの手が触れたのが判った。


……だれ??


「あれ!!先輩!!お久しぶりです!!」


今からドラマの収録に行こうとテレビ局の中を歩いていたら結構前のドラマで共演した那由多先輩に合った。


なんかおねいさんぽくて地味に尊敬してる先輩の1人。


「侑姫の曲聞いたよ~!!早速CDも買ったしね」


先輩も聞いてくれたんだ……


嬉しい。


「えー、ホントですかぁ??ありがとうございます。先輩から聞いていかがでした??」


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