秘密のアイドル~仮面カブリノオ姫様~上

「嘘、本人より先に気づくことなんてないでしょ」


顔を背けて言った。


「何何?なんの話してんの??俺も混ぜてよ」

純君以外の声が聞こえて振り向くとそこには緋山匡がいた。


「さっきまで隅の方でいちゃいちゃしてたくせにいきなり何??」


超腹立つんですけど!


「侑姫、ヤキモチ妬いてくれてんの?」


「馬っ鹿じゃないの!!何でアタシがアンタにヤキモチなんか妬かなきゃいけないのよ。好きなだけそこらじゅうにいるメスとイチャイチャしてきなさいよ」



……これが噂の売り言葉に買い言葉??(間違ってます)


最悪


アタシ……


前までは






こんなんじゃなかったのに




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