秘密のアイドル~仮面カブリノオ姫様~上
「なんか……わかんねぇけど……初めて女を守りたい思った」
……アタシはどこまで幸せ者なんだろう…
「そっ……か、」
「どうなんだよ、お前は。少しはまた心動いたんじゃねぇの?」
腕をひっぱられ、グッと身体を引き寄せられる。
「えっ、ちょ、……と……待って!!」
ここスタジオですが~!!!!
「待った、無し」
「ホントに待って!!次の!!次のCD……でるまで待って」
ゆっくりと緋山匡の身体からアタシの身体が離れてく。