秘密のアイドル~仮面カブリノオ姫様~上

そんなの勿論行くッしょ!!


「行くッッ!!♪」


「よし、行こう!!食べよう!!」


それからなんと久しぶりに電車に乗って市ヶ谷に着いた。


大きな本屋の前を通りかかった時、突然真面目な顔で純君が言った。



「本屋が翻訳する。」


突然……何……!?


もしかして今、純君……ギャグ言った……??


何いってんの何いってんの何いってんの?
突然。

ちょーヒット!!


「ぎゃははは!!純君どーしたの?!」



「この本まじブックブック。」



「も、笑わせないで……ぉなか、痛いょー…。」


2個目とかどうしちゃったわけ?!

意味がわかんなすぎて笑えちゃう。


純君、ギャグのセンス無ッッ!!


道路にしゃがみこんで笑っていたら純君に手を引っ張られた。


「ちょ、侑姫ちゃん、こんな所に座っちゃ駄目だよ!」


「純君のせいだよ!!」

普段とのギャップ!!


それにアタシ座ってないもん。

しゃがんでるんだもん。



< 76 / 279 >

この作品をシェア

pagetop