秘密のアイドル~仮面カブリノオ姫様~上
次の日、撮影の後から仁志田さんの元へ行った。


「おはようございます。これからよろしくお願いします。」


勢いよく礼をしたら髪の毛がブサッて全部、下に垂れた。


「あはは、乙宮ちゃん元気だねぇ?」



「…ちょっと、自分に喝を……」



「ブッ!!」


やや後ろにいた純君が吹き出した。

汚……


「じゃ、ボイトレから入ろっか。」


「ッッはい!!」



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