秘密のアイドル~仮面カブリノオ姫様~上
「侑姫ちゃん、鍵高槻さんに預けてたよね??」
うん。
首を縦にふる。
高槻さんはアタシの親も同然で、マンションをアタシは買ってるわけじゃないし、オーナーと知り合いでも無いから保証人が必要で、保証人でもあるから、万が一の時の為に。
「で、マネージャー代わった時、俺が鍵を預かったんだよ。侑姫ちゃんにはまだ言ってなかったんだけど。ごめんね??」
別にいいのに。
「別にいいよ。だって高槻さんが純君を信用してたって事でしょ??」
高槻さんが信用してる人なら大丈夫でしょ。
きっと。
……だけど……
……でも……