秘密のアイドル~仮面カブリノオ姫様~上

ホントは凪ぎ払いたい所だが、我慢して追い払う。


「喉、渇いたなぁー」


……

「近くにコンビニあるから寄ってなんか買ってけば??」


布団にまた潜りながら言った。


「侑姫、を車からここまで運んだのって俺なんだなぁ。」


……

「わかったわよ!!1杯だけだからね!!」


イヤらしい男だ。

こんなヤクザみたいに長居して。
おお、嫌だ。



「っしゃ!!」

ガッツポーズをする緋山匡。


「今用意して来るからリビング行ってて。」

って言った瞬間血の気が引いた。

まじで。

なんだ、貧血とか言ってるわりには身体の中血が通ってたんじゃんとか思える程血が引いた。


「だっ、ダメ!!リビングだけは!!行かないでー!!」


リビングのドアに手をかけた緋山匡を突き飛ばす
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