秘密のアイドル~仮面カブリノオ姫様~上

今、リビングにはアタシの制服がある……

バレる!!


「今、リビングは使用中止だったんだ!!あはは、ごめんね。」


と、誤魔化していたら、丁度純君が電話を終えて入ってきた。



「あ、純君!!リビングのあの……あれ……片付けてきてくんない??」


「うん?」


首を傾げたまま純君はリビングに入ってすぐに出てきた。


そろっ、と覗くと制服はなくなっていた。


「ありがとう。」

って純君に言った。


「あれって何??」



突っ込まなくていい事に首を突っ込む緋山匡。


「あれってあれって……しっ、下着??」


つい、下着って言っちゃった。

誤魔化すために。


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