空へ…
恋の始まり

寝起き


しばらく眺めていると…

「…っん~」

やば…や…やば
起きた…?

「…」

彼はあたしの顔を
真剣な顔で見る。

「あ…おはようござい…」
「てか、1年?」

くーるな目なのに
寝起きの声で

あたしに問い掛けた。

「え…うん…」
「入学式は?」

隙間なく質問が…

「入学式参加拒否されました…」

「お前が?」

「…はい」

すると……

「名前は」

一番聞いて欲しかった↑(笑)

「中里…愛理…」


「愛理…」

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