恋姫~天然お嬢様と俺様極道の若~
そう、パニックになるあたしを余所にに千里は
「龍か……どうした?」
と平然としている
しかも、龍さんを見ずに手を止めようともしない
(…1回止まれやぁ!!)
「すっすいやせんっ
…しかし、一大事かと…」
…?
少し様子が変だ
千里も気づいてるみたいだった
やっと、手を止め羽織をはおる
「なんだ?」
千里は龍さんに質問しながらベッドから立ち上がった
あたしも、羽織るものがないのでシーツで身体をグルグル巻きにしてベッドに正座をした
「…猿井組の奇襲が来るとの情報が入りました」
!!
一瞬にして千里の顔つきが変わる
「いつ?」
「今日、今からですっ!」