恋姫~天然お嬢様と俺様極道の若~
「もぅ、必要な荷物は運ばせたわよ♪」
唖然している澪をよそに陽気に言う母
これには、さすがの澪も頭にきている様子だ
「お母様、ここで暮らすなんて一言も言ってくださらなかったぢゃない」
「忘れちゃったのよぅ
それに、びっくりさせるのもいいかなって♪」
(余計なドッキリは欠片もいりませんよ、お母様…)
「部屋はもちろん、千里と同じ部屋だ」
一心は合図をするかのように千里に向かって頷いた
「おじさま、わたくしそんな話は聞いておりません
今回件考えさせてほしいのですが…」
花嫁修行ならぬ極妻修行なんてまっぴらだ
それに、こいつといたらいくら婚約者だからといって自分の身が危ない
…がしかし