恋姫~天然お嬢様と俺様極道の若~
「…」
チーン。
作戦(?)失敗
仕方がなく引き吊った笑顔の ま大空家へと向かった
ーーあたしは大空家の大きな門の前に立ち門番の二人に軽く頭を下げる
仁王立ちしていた門番は龍司と虎氏であった
「お帰りなさい、お嬢様♪」
穏やかな口調の虎氏さん
通称:とらさん
「お帰りやさい!お嬢!」
荒っぽい口調の龍司さん
通称:りゅうさん
同じなのは高い身長ぐらいで、口調も髪型も肌の色も真反対だ
「もぅ、二人ともお嬢様扱いするのはやめて下さい」
頬を膨らませて言う澪
「では、姐さんでよろしいですか?
それより、若旦那が呼んでおります。中へどうぞ」
姐さんて…根本的なことが変わってないわよ!!
(…おい、それよりってなんやねん)