恋姫~天然お嬢様と俺様極道の若~
はっ!つい突っ込みを…
「どうしたの?これ」
千里は口を押さえている澪から真っ赤なハンカチをほどき、再び問いかけた
(こいつ、ホンマに気に入ったんやろか…!?)
そして、千里はあたしの腕に手を伸ばす
千里のひんやりとした指先が、あたしの傷口に触れた
ピクッと跳ねるあたしの身体
「また、感度良くなったね、澪。」
傷口を見たまま話す千里
「なっ…冗談はよして、これはさっき自転車とぶつかったの。その時、自転車に乗ってた男の子にやってもらったの」
「ヤってもらったの?」
「字が違う意味が違う!」
「ふーん」
そう、千里は冗談(?)を言ったものの真剣な顔つきで目を細めながら見ていた