恋姫~天然お嬢様と俺様極道の若~






すると千里は、チラッと綺麗な瞳であたしに流し目したかとおもうと、
一度軽くリップ音をだして傷口にキスをし立ち上がった



もちろん掴まれたままの手首もそのまま引き上がる




「いくぞ」



あたしが立ったのを確認しようやく離すと、片方脱がした着物の袖に手を通し、はだけた襟を正し、派手な羽織ものを羽織った



そして、自然にあたしの腰に手を回し、自分の方へと引き寄せた



千里はあたしを同じ羽織の中に入れる




…!?!?




あたしは千里の切り替えの早さと、あっという間の出来事に頭がついていかず、聞きたいことも聞けず、そのまま千里に流されていった






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