恋姫~天然お嬢様と俺様極道の若~






千里を差し置いてどんどんあたしについての話が進んでいった




「反対の人、手を上げて」



知らぬ間にさっきのウェーブ女が多数決を取り始めていた



すると手はばらばらと上がり始め、最終的にほぼ全ての人が手を上げていた



(思った通りやな)




「ぢゃぁ、賛成の人~」



すると2つの手が上がった



「はぁ?なんでよ?」



ウェーブ女は不服そうに口を尖らす



「だって…弱くないと思うもん。」



肌白な小さいおかっぱ少女は言った



「あんたゎ?」



ウェーブ女はもう一人の手を上げた男の子に視線を向ける



「千里が決めたなら、それでいい。」



あたしと同じ年ぐらいの黒髪少年は静かに言った






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