恋姫~天然お嬢様と俺様極道の若~





(あっ……キスぢゃなかった)



力の入った肩を下ろす



…が、安心したのもつかの間



「秘密会議はこれからだろ?」



突然、耳に温かい吐息がかかる



ビクッと跳ねた身体



千里はあたしの反応を楽しんでいるかのように、そのまま耳元で囁く



「なぁ…今、他の男のこと考えてた!?」



(考えてたっていわれれば、まぁ…)




「…そんなの許さない。」



と言うかいなや、千里はあたしの首に深く顔を埋めた










< 91 / 141 >

この作品をシェア

pagetop