男装ホスト.Lie ~私の居場所~
それからも、さりげなく、晴樹は私を避けているような気がした。
『あ、晴樹』
「ごめん、お客さん待たせてるから」
『…』
昨日はあんなに、喜んでくれたのに。
光「あ、翔央と晴樹、同じテーブル入って」
『はい』
三度目の正直、で晴樹に声を掛ける。
『晴樹、』
晴「あ…ごめん、」
『仕事やから。指名、一緒のテーブル』
晴「…あぁ…」
『…』
何なの?
何か気を害することをしたんやろか。
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