男装ホスト.Lie ~私の居場所~
対峙する二人の間に沈黙が落ちる。
そんな中、処置室(?)のドアが開いて篠崎さんが出てきた。
篠「おー、うるさい思たらやっぱ慎か!お前も久しぶりやな」
慎「久しぶり。うちのが世話になってるみたいで…で?どないなん?」
篠「んー、貧血に疲労が重なったってとこやな。…圧迫も一役買って」
晴「じゃあ大事じゃないんですか?」
篠「寝りゃ治る。心配すんな!…お前は初顔やな、新入りか?」
慎「あ、ああ。コイツと…あんたに診てもらった翔央。2ヶ月前からな」
篠「翔央?…アイツも従業員なんか?」
慎「後でちゃんと紹介する」
篠「おうよ。…まぁ、凌ー?良かったやないか。手下が出来て」
凌「…ふっ、そうっすね」
篠「相変わらずクールやなぁー?」
慎「晴樹、この人は篠崎さん。いつでも診てくれっから、役立つおっさんやで」
篠「まぁ慎の従業員なら特別やで」
晴「は、はぁ…よろしくお願いします…」
いろいろ違和感。
…まぁでも、翔央が大した事ないんだったら良かった。
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