男装ホスト.Lie ~私の居場所~




『晴、荷物ありがと』



晴「ええって!部屋まで運ぶ。病人は黙っとき~」



『病人って…』



晴「でも貧血で倒れるとか…翔央ってほんま女の子っぽいよな(笑)」



『…うっさい』























浴室で倒れた私を運んでくれたのは凌さんらしい。






きっと彼には分かってしまっただろう、私がみんなに嘘をついていた事。















目が覚めた時、晴樹と慎さんは居たけど、凌さんは帰ったとの事だった。




怒ったやろな。








…でも、晴樹には知られなかったらしい。




それが私を少しほっとさせた。









.
< 79 / 443 >

この作品をシェア

pagetop