王子様なんか大っキライ!
「お前の叫び声を聞いて戻ってきただけどさ。なんで倒れてたの?日射病?」
黒沢の声は呑気だ。
「早く、早く」
「え?」
「春香を助けなきゃ」
うわごとのように呟きながらドアを開いた。
黒沢の声は呑気だ。
「早く、早く」
「え?」
「春香を助けなきゃ」
うわごとのように呟きながらドアを開いた。