初恋は君のために
それから、
何度も何度も繰り返した。
同じ事を何度も…
誘われては遊び
求められれば拒否をしない自分、
別に何が楽しいって事でもなかった。
一人が嫌だった
リュウがいない夜は
街をぶらついた。
そんな私の生活が
当たり前になりかけてきた時、
「ミナミ!!」
その日もリュウが出掛けた後 名前も知らない男と街をぶらついていた…
私を呼ぶその声は、
私を呼んだとともに
私の腕を強く引いた。