初恋は君のために



「助けて…」



ちいさな私の声


精一杯の言葉、




ポロリと私の頬に
一粒の雫が伝った時



ぎゅっとジンさんが
私を包み込んだ



「ジンさん…」




< 94 / 303 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop