好きの次は?






自分の部屋に、

人を入れるのは

初めてだ。

少し緊張する……

自分の家に居る時は

1人が当たり前だから。






とりあえずリビングに通して

ソファーに座ってもらった。

なんだか落ち着かなくて

とりあえず逃げた。

「シャワー浴びたいから………悪いけど‥‥座って待てる?」

「……あっ…はい。」

「おとなしくしててね?」

「…大丈夫です。」









――――ガチャッ。









お風呂に入って

身体を洗い流す。

馴れ合うのは好きだけど

祐輔とは、なんだか

洗いたくなる。

嫌なわけじゃないけど、

罪悪感が残るから

哀しいんだ。









シャワーから出ると

ソファーにおとなしく

座っている

真貴斗……さんが、居た。





近づくと座ったまま

寝ているみたいだった。




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