好きの次は?
夜になって
呼び出しがかかった。
ぃまから集会みたいで
とりあえず
行く準備をした。
集会では女の子は
男を挑発するような
格好をしなくちゃいけない
暗黙の了解があって、
少し露出の高い服を
選んで準備した。
準備が済んで、
リビングまで行くと
真貴斗さんに
凄いビックリした顔で見られた
「し…信さん?」
真貴斗さんの反応に
私も少しビックリして
話を続けた。
「はい?」
「胸元…開きすぎてません?」
「…そう?」
「…どっか行くんですか?」
「ぁあ、集会に呼ばれちゃって。」
「集会、って?」
「あー…まぁ、あんまり対した事ない集まりですよ?」
「暴走族、ですか?」
「………まぁ。」
「そうですか。」
黙り込む真貴斗さん
なんだか、
少し複雑な気持ちになって
真貴斗さんに近寄った。
真貴斗さんは
ソファーに座ってたから
隣に座った。
けど意外な反応をされた
「し、信さん…あんま近寄らないで下さい。」
なんだか余裕のない顔。
イジりたくなって
真貴斗さんに
すり寄るように近づいて
話しかけた。