好きの次は?

「暇になったら連絡するわ....」

「楽しみにしとくよ(笑)」


じゃあまたな。て言って

集団に戻っていった仁

それと同時に

祐輔が隣に座った。

仁と交代みたい

ま、いいや‥‥。

祐輔はビールを片手に

こっちを横見しながら

私に話しかけてきた。



「仁道さんと...仲いいの?」

カクテルを

少しずつ飲みながら

祐輔との会話を続ける。

「さぁ...てゆうか、何で‥さん付けなの?」

「仁道さん、俺等より2個上だからさ。知らなかったのか?」

仁、16歳だったんだ。

不良の間では【仁道】って

呼び名なんだ。

やっぱり、

信用の置けない男。

「どーでもいい」

そう言ってカクテルを

飲みほして席を立った

祐輔は何か…

言いたそうだったけど

素知らぬフリをして

集団の中に入り込んだ。








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