好きの次は?
…………ブォンブォンっ――ゥヴヴヴン゙ン゙――………―――……………ザワザワ。
うるさいバイクの音、
耳障りな女の
男に甘える女の声。
下心、丸出しの男。
本当に…最悪な塊。
でも...あたしのが最悪だから
こんな空気のが
あたしには合ってる
パトカーがきて、
アリのように
逃げ回る皆…………
くだらない。
私は、壁にもたれかかったまま
酒を飲みながら
その光景をただボーっと
見ていた。
ふいにパトカーが
私の前に止まった。