【シナリオ課題 短編】当てた物
1 教室
某大学の教室。
恵太は熱心に携帯電話をいじっており、諒介は読書していた。
「よっしゃー!当たったー」
恵太の突然の叫びに、思わず諒介が顔を上げた。
「何?クイズ?」
「ううん、懸賞!ずっとハズれてたから、マジ嬉しくて!」
と、恵太は立ち上がり、拳を突き上げる。
「それは良かったねぇ。さぞかし凄いの当たったんだろーな。何当たったの?」
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