最後の恋はアナタの隣で
08.“ちあき”
『さっき男子にね、繁華街で涼ちゃんを見たって言われたよ。……涼ちゃん今何してるの?元気なの?心配だから連絡ちょうだい』
ミサキからそんなメールが送られてきたのは、春樹さんと付き合って二週間少し経った頃だった。
そろそろ連絡が来るだろうなとは思ってたけど、まさか繁華街に出入りしてる事を聞かれるとは思っていなかった。
私はハァッと重い溜息を吐き出し、ソファにゴロンと横になる。
そして、予想外の事態に少し動揺しつつ返信ボタンを押して、
『キャバで働いてる』
それだけ打って送信すると、すぐにまたミサキからメールが送られてきた。
『キャバで働いてるの!?え、じゃあ、男子が見た時に一緒に歩いてた人ってお客さん!?スーツを着た金髪の男の人なんだけど!』
ミサキからそんなメールが送られてきたのは、春樹さんと付き合って二週間少し経った頃だった。
そろそろ連絡が来るだろうなとは思ってたけど、まさか繁華街に出入りしてる事を聞かれるとは思っていなかった。
私はハァッと重い溜息を吐き出し、ソファにゴロンと横になる。
そして、予想外の事態に少し動揺しつつ返信ボタンを押して、
『キャバで働いてる』
それだけ打って送信すると、すぐにまたミサキからメールが送られてきた。
『キャバで働いてるの!?え、じゃあ、男子が見た時に一緒に歩いてた人ってお客さん!?スーツを着た金髪の男の人なんだけど!』