王子な女好き
 
 
 
×××


階段を1階分下がった。


ここは2階。

先生や資料とかに用がある生徒しか通らない。


だから淳はこの階のどれかの部屋に女を連れ込んでいるらしい。



「い…った」


いきなり立ち止まった淳の肩に軽く頭がぶつかった。


でこを軽く抑えて“痛いんですけど”アピールをした。




「ヤってる」

「…は?」
 
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