Prince and princess.
声かけてみるか…。




俺は子音の近くまで行って、
チャリからおりた。





「子音ちゃん」
「…っ!!」



子音は驚きの顔を見せた。




暗闇の中だったけど…
表情はわかった。



「こんな時間までなにしてたの?」





告白受けてたの知ってる。
けど意地悪みたいな?




「…色々あって」
「へぇ~でも、危ないよ?」
「…可愛くないから大丈夫」





…は??
こいつ…
自分の可愛いさに気づいてないのか?
あぁ~~鈍感=天然?




「送ってあげよっか?」
「え!?…いいよ」
「じゃ途中までね」
「…うん」




こいつ…
ヤベーよ!!
甘い香りがする!
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