Prince and princess.
「なによぉ」
「なんでもないよ~」




咲は笑顔で教室から出ていった。



変な咲ぃ。
あたしが可笑しいのかな?




そんなこんなで今日が終わった。




――――――――



それから1週間…。




「マジお願い!」
「あたし…好きな人いて…」
「…はぁ。俺色で染めれる自信あるよ?」
「……」




ただ今わたくし…
3年の先輩に告白されてます…。
断っても一向に引かない先輩。





「あ、あたし用事あるんで戻りますね」
「ちょ、待ってよ、子音ちゃん」
「きゃっ!…なにするんですか!?」




先輩はあたしの腕を引っ張る。




もぉヤダぁ。
どうしよ??




「男に逆らえるとでも思ってんの?子音ちゃん♪」



キモィ…。





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