Prince and princess.
「あはは、ごめんね?」
「…俺…先輩には負けませんから!」




翔真を睨む後輩。



「俺も負けねぇから」




えぇ~
ちょっと!!



「失礼します」




一礼していなくなった。




「子音、隙ありすぎなんだよ」
「隙ありすぎって…だってぇ」
「俺が悪かったよ、1人にさせたし」
「…そ、そーだよ」





あたしは笑って翔真の背中を叩いた。



って…
翔真の横には自転車!
これは…待てよ…
乗せてくれる??♪





「その乗せてほしそうな目」
「…してない//」
「いいよ?乗せてやるよ」
「…やった♪」




あたしは横座りで座った。




翔真のお腹に手を回して抱きついた。




「落ちんなよぉ~」
「はぁ~い」




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