Prince and princess.
夕日が保健室に射したとき…



待ってた愛しいあの人が現れた。






「…翔真♪」
「…子音」



子音は俺に抱きついてきた。




やっぱり、
戻ってくるって信じてた




「翔真、ただいま」
「おかえり」




俺はそっとキスをした。



唇を離すと子音はギュッと抱きついてきた。





「翔真のバカ」
「なんで?」
「この1週間どれだけ寂しかったかわかる?」
「…俺も一緒の気持ちだったよ」
「…うん//」




俺は子音の頭を撫でた。





「浮気しなかった?」
「…してない」




浮気なんてするわけねぇだろ
子音一途なのに…




俺は子音の瞼にキスを落とした。




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