Prince and princess.
子音は鈍感だもんな…
俺の気持ちわかるはずねぇか




俺は子音の隣までいく。





座るなり子音が腕を絡めてきた。



「子音?」
「寂しかったんだから」
「…スミマセン」





その言葉を言われると…



引くしかない。





でも…
もう限界だぞ!!
子音は甘い匂い漂わすし…




「なんでそんなソワソワしてるの?」



子音が疑いの目で見てきた。





もう…
正直に言うしかないっ




「マジ…理性保ってんの」
「り、せい??」
「子音誘ってんだろ」
「誘ってる?なにを??」




マジ鈍感!!!
俺の彼女は鈍感ですっ!
しかも上目遣いだし!




気づけばその場に子音を押し倒していた。



< 70 / 76 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop