仮 レオの特別
Chapter2
キーンコーンカーンコーン
帰りの会が終わって玲央を待つ私。
「………でねぇっ♪」
そんな中聞こえてきた甲高い声は、桃子の声。
隣には玲央がいるんだろうな、なんて思いながら平然に待っている。我ながら偉いなぁ、と思うよ。
何が、って………。
…………なんだろう?
すると、桃子の隣にはケントくんの姿。
ただ会話している、といえばそれまでだけど…………。
なんか変な感じ。
女の勘ってやつ?
*