仮 レオの特別
「浮気してるん……でしょ?」
段々小さくなる声。ヤバい。この流れ……もしかして。
「違うよ。
尾崎ってので勘違いしたんでしょ?尾崎は俺のダチ。桃子ちゃんを紹介して、って言われたから言ってたんだよ。」
「でも!桃子がケントくんと友達になりたいって……。」
そう言った私に、少し微笑みながら
「………プッ。違う違う!
そいつユウトって言うんだよ。」
痛そうにホッペに手をあてるケントくん。後ろには面白そうに笑う玲央。
そして………
「ごめんなさいっ!」
という状況になったわけです。
*