仮 レオの特別




「めし忘れた。」




ほら、この通り。

こいつの頭には、こんなことしか入ってないの。




「じゃあ、あげるよ。」




「さんきゅ。」




そう言い残し、黙って私のひざの上に頭をのせる玲央。




その時の眠りにつく玲央の寝顔を見て思った。




昔と全然変わってない。




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