仮 レオの特別
「顔、真っ青だよ。」
え?
「本当だぁ。保健室行ったほうがいいんじゃない?」
そんなに仲の良くない女の子の一言で、クラスがざわめき始めた。
「別に大丈………」
「藤川。お前保健室行ってろ。」
担任の田澤が言った。
「うん。その方がいいよぉ。そうだ!保健委員だしぃ、あたしが連れて行ってあげる!」
こいつの名前なんだっけ。
なんでこんなに私につっかかるの。
私は名前も覚えていないような女子に保健室へ連れて行かれた。
*