仮 レオの特別
Chapter9




ガラガラガラ




そこには第二少人数教室の文字。




ここ、どこ?




「ねぇ、ヤメて!」




女はずっと握っていた右腕をやっと放した。




「………なんのつもり?」




無意識に震える右手。




「さっきからキーキーキーキーうるさいんだよ。」




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