未定
いよいよ冬本番、という12月、この街に1つの店がオープンした。

名前は「jealousy」。


俺の店の真正面に建てられ、全国からやり手のキャバ嬢たちが集められたらしい。

一流には一流を、


スタッフも客も、素人なんていない。


経営者は、俺の店のオーナーだ。


いずれこの店も、俺のいるホスト店と同様、夜街のナンバーワンと呼ばれるだろう。
< 2 / 4 >

この作品をシェア

pagetop