大嫌いの反対×∞!?

ピピピッ


罪悪感に浸っていると体温計が鳴った。


東「何度ありました?」

京「…ぴったり7度です。」

東「平熱は?」

京「6度ちょっとかな…」

東「微熱ですね…次の休み時間までベッドで横になっていてください。」

京「そんな大丈夫ですよ~大袈裟な~」


たいしたことないし、元々具合が悪いからという理由で保健室に来たのではない。


東「ダメです。ベッドは一番奥のを使ってくださいね。」

京「え~…」


全然平気なのに…


アタシはふて腐れて近くの椅子を足で軽くつっついた。


東「あんまり言うこと聞かないと私の口で嶋田さんの口塞ぎますよ?」




ん?………ってキスぅ!?
 
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