大嫌いの反対×∞!?
だって…優しいから
頭の中でこだまする。
少し悔しくけど生きてきた中で一番嬉しい“優しい”だった。
力の入った体はすっと軽くなり目頭が熱くなった。
きっとすべてを見透かされたようで悔しくて一人で怒ってむきになって…
アタシもまだ子供だなぁ
京「バカじゃん…信用しすぎですよ…」
トン…
アタシは顔隠したくて先生の胸板におでこをつける。
先生は何も言わずただ優しく頭を撫でた。
なぜだか心地良くて一秒でも長くこの時が続いて欲しいと思ったんだよ、
先生。