大嫌いの反対×∞!?

アタシは先生に腕を掴まれ動けなかった。

必死に抵抗はしたものの意地悪い微笑みを浮かべるだけで逆にこの状況を楽しんでいる。


京「お願いだから放してくださいよ!本当に遅刻しますってばー」


一人で文句を言って騒いでるアタシがバカみたいに思えるほどしらっとした顔なんてしちゃって…


騒いでた自分がとても恥ずかしくなって腕の抵抗も諦めた。


すると珍しく先生の手が緩んでさらに近づいてきた。


市「嶋田忘れんなよ、モーニングコール。後…キスも」

京「キスぅ!?……あっ」


思い出してしまった。


くだらない子供みたいな先生の我が儘で…アタシは先生にキスする約束(強制的に)をさせられてた


忘れてなかったのか…
 
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