S王女と王子(?)様!!
「あれ?誰もいない…」


呟いて、おんぶした後は何も喋らないで
大人しかった後ろに話しかける。


「おい、着いたぞ!!」


すると、眠ってしまっていたのか、


「フニャ…ん?ああ、ご苦労、ご苦労…」


降りたのか、背中から重みが消える。
しかし、体重がとても軽く、ほとんど重くないと思った。

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