S王女と王子(?)様!!
それから俺たちは黙ったままだった。


俺的には早く練習に戻りたかったが、
勝手に居なくなると、この女がまた何か言い出しかねなかったから…


そういやあ、名前、聞いてなかったな…


ふとそう思ったので、聞いてみる事に。


「そういやあ…」
「そういえば…」


……沈黙。


「お先にどうぞ」


切れられるといけないので、先に譲る。


てか、何で俺が下手に出なきゃいけね~んだ!


心の中では思いっきり叫びながら…
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