花が咲く頃にいた君と

告白

愛だの恋だのバカらしい。



自分には関係無いと思っていた。



“永遠の愛”なんて、信じないし。


信じれるほど、夢見がちな乙女でもない。



あたしは現実に生きているし、


“夢”だけで食べていけないことを知ってる。



だから、夢なんてあるだけ無駄だし“恋”なんてするだけもっと無駄




夢は見るだけでお金は掛からないかもしれないけど


恋は時間もお金も浪費する。



あたしの中で“恋”ってのは、


ある程度、てか普通に
生活出来る人間がするもの


そんな認識があったりする。


つまり、リッチな人が習い事をする。

それと同じこと。



だから、あたしには恋をする資格は無いし


しようとも思わなかった。



信じられるものは、
一部の身内と“お金”だけ



ある種、あたしも可哀想な人間なんだろう。




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